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アカデミックディベーター

Author:アカデミックディベーター
日当たりの良い某法科大学院を2009年3月に卒業。
ライフワークである競技ディベートについてぼちぼち書いています

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C91寄稿のお知らせ
どうもご無沙汰しております。
近時のディベート関連の報告としては、九州JDAでジャッジをしてきたところ、決勝戦が大変秀逸だったということがあります。こちらはいずれトランスクリプトがあがるとか聞いていますが(動画は諸事情で難しいかもしれないようです)、非常に水準の高い、国民投票論題の集大成と言うべき試合でした。JDAの試合については、視野が狭いとか、高速化かつ低質化しているのではないかという問題提起がなされたこともあった気がしますが、少なくとも九州JDAで見られた議論は、コミュニケーションの点でも(高速スピーチであったことを差し引いても)一般的な試合と比べればずっと分かりやすかったと思いますし、議論の水準についても、両チームの海外研究も渉猟した悪魔的なリサーチにより、学術的にも評価し得る高度なものになっていました。

そして話は変わりますが、今秋JDAに出たのに引き続き、来春のJDAも出場の方向で調整中です。出てる場合なのかという問題は常にあるのですが、断るわけにはいかない企画でしたので。論題はもうすぐ決まるところですが、面白い議論ができればと思っています。

さて、ここからが本題の告知です。
今年の12月31日、コミックマーケット91に出店するサークル「竹藪会」(3日目東U-47b)の冊子に寄稿させていただくことになりました。竹藪会というのは、私の旧職場にあった竹藪にディベーターが集合して旨いものを食べに行くイベントが発祥ということになっております。また、「タケノコ」というのは、一部のITBディベーターにとって象徴的な食べ物であり、これに敬意を表する意味もあります。

私が寄稿しているのは、某ラッパーをリスペクトした自伝的な文章「アーギュメント・ドリーム」です。普通にディベーターとしての経験を淡々と書いております。その過程で必然的に過激な内容を孕んでいく予定なのですが、残念ながら、今回の寄稿範囲である第一章は、愚留米の高校時代ということで、ほとんど刺激的な内容になっていません。時系列的には、後輩が部室で××していた話とか、関東に出てジャッジをしたときの衝撃的体験とかは言及できていないというわけです。ということで、期待していただいた方がいらしたとしたら申し訳ないのですが、第二章以降にご期待ください。

他方、その他に載る予定の記事はなかなか読み応えがありそうですので、むしろそちらをご期待ください。「一立ディベートにおけるターンとニューの処理について」というのは、まだ読んでいませんが、内容によってはここでレビューしようと思っています。
本当はそういうディベート実践/理論的も書かないといけないのだとは思いますが、今回は上の記事がそこそこ長いので時間がありませんでした。いずれ、CoDAの合宿で展開した体系的な理論講座の内容や、NADE東海支部でやった寝落ち者続出のディベート理論実践演習などを文書化する形で記事にしようかなといったことは考えています。

ということで皆様、よいお年を。

お知らせ | 01:52:00 | トラックバック(0) | コメント(0)