愚留米の入院日記
日当たり良好の某法科大学院既習病棟を退院した法務博士の日記。しかし内容はほとんど趣味のディベートの話
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テキスト完成とブログ更新一区切りの告知
先日は案内していた同人誌を売ってきました。ご購入いただいた方々、ありがとうございました。今回はあまり売れ行きがよくなかったのですが、とりあえず出すことに意義があるイベントですので、楽しかったです。僕の執筆に係る小説をここで公開する予定はありませんので(クソ恥ずかしいので!)、もし気になっていた人がいたとしたら、いずれ再販売される機会に是非お買い求めください。

まずは、昨年からずっと予告していた新書版ディベートテキストがようやく完成し、公表に至りましたので、ご案内させていただきます。
場所は以下のテキスト置き場で、これまで公開していたものと一緒にアップしてあります。おまけとして、以前指導のときに配布した原稿書式例も入れておいたので、よければ参考にしてください。

テキスト置き場
*置いてある各データは商用を除くディベート指導において自由に使用していただいて構いません。ただし許可なき修正・改変や出典の記載なき引用はご遠慮ください



当初は初心者向けに軽いものをさくっと書こうと思い、それで新書版にしたのですが、いろいろあって内容も中途半端になり、出来上がりも遅くなってしまいました。結局、初心者がターゲットとは思えない300頁弱のブツに仕上がっております。目的や紙幅の関係でディベート理論にはほとんど言及していませんし、説明の不備・分かりやすさや盛り込む内容の精選の不徹底など、反省点は多々ありますが、これまで各所で教えてきた内容のポイントは一通り盛り込みましたので、何かしらの参考になれば幸いです。
内容について質問や分かりにくい点の要望、問題点の指摘などありましたら、コメントにて遠慮なくお知らせください。今後仕事がはじまると余裕がなくなる可能性が高くはありますが、可能な範囲で修正など行い、より有用性の高いテキストにできればと考えています。

以上、テキスト完成の告知でした。


さて、これまで中断期間なども挟みながら長らく更新してきた当ブログですが、筆者が来年からようやく本格的に働き出すことになりましたので、この段階でひとまず当ブログの更新に一区切りをつけることにします。
一区切りと言っても、全く更新しないつもりとかではなく、仕事が相当忙しくなりそうなことや、それに伴ってディベートに関するネタを十分入手・熟成できないことが予想されること(まぁ「入院日記」なので本来はディベートネタに縛られることはないのですがww)から、事実上今後の更新が難しくなるので、とりあえずその旨告知させていただくということです。というわけで、これまでの記事などはそのまま残しておきます。

思い返せばこのブログも5年ほど書いているわけですが、その中では様々な反響をいただいた記事もあり、筆者としてもディベートについて考える上で大変刺激になりました。少なくない方にご覧いただいていたようでもあり、このように分かりにくくつまらない記事でお時間を消費させてしまったことを申し訳なく思いつつ、大変に感謝しております。

別に何かよいことを書こうと思ってブログを続けていたわけではありませんが、ここで拙いながらも書かせていただいた文章はどれも、自分なりに「ディベートの可能性」を広げたいと考えた結果でした。
いわゆる職業ディベーターほどではありませんが、僕自身ディベートという競技に非常に愛着がありますし、楽しさと意義深さを兼ね備えた素晴らしい競技だと信じています。ディベートは、僕に議論の楽しさを教えてくれましたし、僕の進路選択も含めて、僕自身の思考様式を(おそらく)良い方向に形作ってくれたものだと実感しています。そのような競技について自分なりに考えたことを記してきたのが、このブログです。
そのような観点から、自分にとって望ましくないと思われるディベートのあり方や実践を批判したことも何度かありましたし、それについて様々な反論等をいただいたこともありました。その内容やそれに対する返答は個人的なやりとりを除いて全て過去の記事に残してあるのでここでは繰り返しません。おせっかいだったり無責任なことを書いていたのかもしれませんが、自分なりにディベートという競技に誠実になろうとした結果ですので、そのような無茶に付き合わせてしまった関係者に申し訳なくは思っていますが、後悔はしておりません。

ディベートという競技の魅力は、答えが決まっていないということ、それゆえに自分の理想とするディベートのあり方というものを自由に構想できる(あるいはどこかの段階でそれを迫られる)ことにあると感じています。僕にとってのその構想はまだ発展途上であり、詰めて考えたいテーマは数多くあるのですが、それでも、このブログでいろいろ文章を書く機会があったことは、自分にとってはとても有益で楽しいものでした。
当ブログをお読みになっている方々が、各人なりのディベートのあり方を構想し、ディベートという競技をさらに豊かなものにするために、意見を発表したり、新たな実践を積み重ねてくださることを、いちディベーターとして切に希望する次第です。

…とまぁ、引退か何かするような文章になってしまっていますが、ディベートという競技を真に愛好する人間に引退などという言葉はありえないわけで、今後も機会があればここの更新も含めて、ディベートに関わる機会はあるかと思います。そのときにはまた、よろしくお願いします。

それでは皆さま、よいお年を。
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