愚留米の入院日記
日当たり良好の某法科大学院既習病棟を退院した法務博士の日記。しかし内容はほとんど趣味のディベートの話
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ディベート甲子園ルール逐条解説(2.試合の成立)
ゴールデンウィークということで時間が空いてしまいました。やることは増えた割に暇があるのは、これまで無駄にしてきた時間が多かったということなのでしょう。
まあ、こんなもの書いてる時間が無駄なわけですが…。以下の長文をみれば、入院生活が割とゆるいことを実感してもらえることでしょう。

今回は実務上問題になった争点を含むということで、またしてもディベートそのものと関係ないところで細かく書いていくことにします。
お約束ですが、以下の記述は何らの公式的見解を意味するものではなく、誤りを含んでいる可能性があるということをお断りしておきます。



第2章 試合の成立要件

2.1 総説

第1章ではルールが定める大会出場要件について解説したが、この要件を満たさない場合は当然のこと、大会出場要件を満たした上でなお試合が成立しない場合がある。ルールでもこのような条件について規定が設けられている。
そこで、本章では、大会出場要件とは独立した形で観念できる、試合が成立するための要件について説明する。

叙述の順序としては、最初に試合の成立要件として法定されているものについてその詳細を説明し、続いてその要件を満たさない場合になされる勝敗その他の処理について説明する。

2.2 選手不到着の時の規定[細則A-4項]

2.2.1 細則A-4項の趣旨

ルールには、選手不到着の際について以下のような規定がある。

細則A
4.試合開始時点で2名以上の選手が揃わない場合には,その試合は敗戦となります。


この条文は、試合成立の要件とそれを満たさない場合の効果について定めた基本的なものである。
本規定の意味するところは、試合開始時点でチームが揃わない場合、試合は成立することがないということである。すなわち、試合不成立の要件を法定することにより、試合成立に求められる要件を表現しているということになる。
もっとも、こう述べるだけでは、本項は当然のことを規定しているということにしかならない。本項の実質的趣旨は、次の項で述べるように、大会の進行を妨げるような著しい遅刻行為を禁止するものであると考えることができる。

なお、本項では「2名以上の選手が揃わない」ことを試合不成立の条件としているが、これを反対解釈すると「2名以上の選手が揃えば試合は成立する」ということとなる。
しかし、第1章で論じたように、ルールは大会出場要件としてチームの人数を4~6人に定めるとともに、例外として2~3名での出場を認める場合には特別の事情の存在と法定の手続を要求している。かかる規定の趣旨は、あえてチームメンバーを制限し、少数で大会に参加することを禁止することにあった。そこで、本項の要件を上記のように解すると、大会申込の時点では4名以上のメンバーを登録し、試合においては2~3名で出場することで規制を潜脱することを許してしまう。
従って、本項の運用については、細則Aの3項を適用し、2~3名での出場になる場合は全ての試合ごとに主催者にその事情を説明することを要求すべきである(ただし、大会登録や大会受付において全日メンバー不足となることを説明した場合は、以降の説明を省略してよい)。このような説明を欠き、参加時にメンバーが遅刻したなどの理由で4人に満たない人数しか揃っていない場合は、当該チームは選手不到着といわねばならない。
この理は、3人で登録していたチームが試合前には2人しか揃っていない場合にも適用される。3人のチームであっても、その中から1人を意図的に排除することが許されないことには変わるところがないからである。

2.2.2 「試合開始時点」の意味

ここで、細則A-4項にいう「試合開始時点」をいつの時点と解するかが問題となる。
最も厳格な解釈としては、大会スケジュールに明記された時間を基準時とする説が考えられるが、スケジュールがしばしば狂う大会運営の実情からは、到底採用できない。司会者が試合の開始をアナウンスした時を基準時とする解釈が妥当であろう。

実務上は、司会者のアナウンスは両チームのメンバーが揃った際に行われる。このような運用は細則A-4項の運用を事実上骨抜きにするとも思われるが、細則A-4項の趣旨は軽微な遅刻を咎めて試合不成立とすることではなく、大会の進行を妨げるような著しい遅刻を禁止することにあると解せば、そのような柔軟な処理はむしろ望ましいということになる。
もちろん、こう考える場合でも、故意・重過失により大会の運営を妨げるような遅刻がなされた場合には、試合開始のアナウンスを開始し、その時点で選手不到着による試合不成立を宣言すべきである(幸いにも、未だそのような運用例はない)。

2.3 試合でのステージ担当違反[本則1条2項、細則A5~6項、細則C1項1号]

2.3.1 ステージ担当規定の趣旨

ルールでは、試合におけるステージ担当の要件を定めている。

ルール本則
第1条 試合の進行
2.この大会では,原則として4名の選手が立論・質疑・第1反駁・第2反駁の各ステージをそれぞれ担当するものとし, 質疑における応答は立論担当者が担当するものとします。出場選手については,別に定める細則A(出場選手に関する細則)に従わなくてはなりません。

細則A
5.2名で試合に出場するチームは,立論と質疑を別の選手が担当し,第1反駁と第2反駁を別の選手が担当することとします。
6.3名で試合に出場するチームは,立論,第1反駁,第2反駁を異なる選手が担当し,第1反駁もしくは第2反駁を担当する者が質疑を担当することとします。


これらの定めに反した場合、そのチームは試合成立要件を欠き、負けとなると解すべきである。もっとも、そのような結論を導く条文がストレートに存在するわけではない。考えられる論理構成としては、以下の2説がある。

(A)細則C-1項1号説
ルールには以下のような規定がある。

細則C
1.次の行為があったときは反則として,悪質な場合,審判団の判断でその試合を敗戦にすることがあります。
1)選手が,試合前に届けられたステージと異なるステージを担当したとき。


この条文を根拠に、ステージ担当違反を反則とする構成を考える余地がある。
しかし、本項では「審判団の判断で」反則として敗戦処分を下すこととなっており、試合出場要件が欠けた場合例外なく試合不成立となるべきことを説明できない。また、細則C-1項1号で規定されているのは「試合前に届けられたステージと異なるステージを担当」することであり、そもそも届け出たステージ担当が法定の要件を満たしていないという場合を規制するものではない。
よって、細則C-1項1号を根拠にステージ違反の場合の試合不成立を導くことはできない。

(B)細則A-4項説
先に挙げた細則A-4項を根拠として、ステージ違反の場合の試合不成立を説明する論理構成もある。すなわち、「試合開始時点で2名以上の選手が揃わない場合」というときの「選手」は、法定のステージ担当要件を満たした選手を指すと解し、そのような要件を満たさない場合は(要件を満たした)選手の不到着として試合不成立とするのである。
この解釈は、細則A-4項の趣旨を実質的に尊重するものとしても、支持できる。また、ステージ違反の場合が敗戦になるという結論も正当化できる。本説をもって妥当とするべきである。

2.3.2 ステージ担当違反の要件

ルールが定めるステージ担当の要件は、まとめると以下の通りである。

4名のチーム:1人1ステージ
3名のチーム:3人がそれぞれ立論・第一反駁・第二反駁を別々に担当し、質疑は反駁者のいずれかが担当する
2名のチーム:2人がそれぞれ立論と質疑から1ステージ、第一反駁と第二反駁から1ステージを担当する


4名のチームについては、特に説明することはない。ディベート甲子園では5~6人のチームも出場することがあるが、試合に出場できるのは4人である。
5人目・6人目は補欠であり必ずしも出場する必要がないというのが通説であり、この補欠メンバーは試合時に会場にいなくてもよいと解すべきである。

3名のチーム、2名のチームでは、特殊なステージ担当の規制がある。このような規定が設けられた趣旨は、特定のメンバーが試合の重要スピーチを独占することがないようにするということにある。
この観点からは、相対的に重要性が高く難度が高いとされる反駁については兼任を許すことはできず、また相対的に比重の軽い質疑だけを担当する選手が存在しないことが求められる。また、メンバー間の負担はできるだけ均等であることが求められるため、2人チームのときは1人2ステージを担当することになる。
このような見地からすると、3名のチームについて、質疑の兼任者を反駁者に限る規定については、その合理性に疑問が残る。立論者の方が反駁者より負担が軽いことを考慮すると、立論者が質疑を兼任する戦略もありうるし、それを許容しない理由も特に見出せない。連続スピーチを防ぐということをいうのであれば、質疑と第一反駁の兼任も禁じられねばならない(こちらの方がより効率的であり、公平の見地から制限されるべきといえる)。
解釈論上は明文の規定を無視できないのであるが、この規定の妥当性については、慎重な検討を要する。

2.4 試合成立要件を欠く場合の処理

2.4.1 総説

ここまでで説明した要件に該当する(試合不成立要件にあたる)場合、もしくは大会出場要件を欠く場合、その試合は不成立となる。
両チームが試合成立要件を欠く場合、その試合は存在しなかったものとして処理される。しかし、現実に問題となりうるのは、片方のチームが試合出場要件を欠く場合、その試合をどのように処理するかということである。

ルールでは、既に紹介した細則A-4項が、試合不成立の場合にその要件を欠くチームを敗戦としているが、この規定によっても残る問題が2点ある。
1点目に、そのような試合で複数ジャッジが採用されている場合、得票数をどのように解すべきか。
2点目に、そのような試合におけるコミュニケーション点をどのように解すべきか。
以下では、これらの問題につき、それぞれ検討する。

2.4.2 勝敗の処理

片方のチームが試合成立要件を欠く場合の勝敗の処理については、近時実際の運用例が出ている。最初に、この運用例を検討することにしよう。

運用例Ⅰ(九州地区大会平成18年7月15日・第11回全国大会九州予選)
【事案】
九州大会では予選で2試合を行い、2試合の勝ち数、得票数、コミュニケーション点の順に上位の8チームを決勝トーナメントに進出させる制度をとっている。
ここで、X高校は第一試合でY高校と試合を行う予定であったが、大会当日にY高校が会場に現れず、連絡も取れなかった。
【裁定】
大会本部はルール細則A-4項を適用し、X高校はこの試合で不戦勝となった。X高校は次の試合で0-3で敗戦し、1勝1敗で決勝トーナメント進出の当落線上に置かれることとなった。
決勝トーナメント進出チームを選抜する規定上X高校の第一試合における得票数及びコミュニケーション点が問題となるところ、大会本部はX高校に対し、得票数について投票を得た全チームの得票数平均値(1.5票?)を第一試合の得票数として算入し、その結果X高校は決勝トーナメントに進出できなかった。
【備考】
本運用例については以下のサイトを参照した。なお、公式の見解が出ていないため、事実関係などに誤りがある場合がある。
http://blog.livedoor.jp/qdes/archives/50444104.html
http://blog.livedoor.jp/qdes/archives/50441428.html
http://you.blog1.fc2.com/blog-date-20060717.html


本運用例は、対戦相手(Y高校)が大会に現れていないため、本来なら大会から除外して試合を組みなおすべきところ、運営の都合でそれができず、試合出場要件を満たさないY高校が試合に係属しているものである。
大会本部は、この試合において細則A-4項を適用した上で、X高校を不戦勝とした。その上で、当該試合の得票数については、投票を得た全チームの得票数平均値、すなわち1.5票(全試合3人ジャッジと考えられる)を加える処理を取っている。

しかしながら、本運用例がX高校の当該試合得票数として1.5票を加えたという結論は妥当とはいえず、支持できない。
本運用例が取った処理の根拠としては、試合が実際なされていた場合に期待できる得票数を加算したというものが考えられる。しかし、平均値の参入というのは結局のところフィクションに過ぎず、実際には不戦敗となるようなチームと対戦する場合には平均以上の得票が期待できるともいえ、この根拠には十分な理由がない。また、この場合に平均値しか得られないという場合、対戦相手の試合成立要件欠如という理由で3票を獲得する機会を失ったX高校に対して十分な手続保障がなされていないという実質的批判も可能である。

それでは、この点をいかに考えるべきか。
細則A-4項を素直に適用すると、全てのジャッジはこの条文を根拠として、試合成立要件を欠くチームに投票することが不可能となり、従ってその対戦相手(本運用例でいえばX高校)に全員が投票を義務づけられることとなる。よって、不戦勝のチームはその試合の全ての得票を得ることとなる。本運用例の事案では、X高校が3票を得ることとなる。
この解釈に対しては、それでは不戦勝という偶然によって不当に多くの得票を得られるのではないかという批判もありうるが、そもそも不戦勝は望んだ結果ではないし、このような偶然は結局のところ「たまたま弱いチームと当たった」ことと同じ次元の問題であるから、特に問題とする必要はないように思われる。他のチームは通常の試合で得票を得る機会がある一方、不戦勝となったチームは試合の機会を奪われているのだから、その権利を優先させるべきである。

以上、試合成立要件欠如による不戦勝の場合、対戦相手に全得票を得させるべきである。

2.4.3 コミュニケーション点の処理

全国大会にもあるリーグ形式の順位決定においては、得票数のほかコミュニケーション点も重要な要素となる。例えば、全国大会のリーグ戦では、勝敗数、得票数で同数のチームはコミュニケーション点の優劣で順位を定めることとなっており、実際にこれでトーナメント進出校が決まることも少なくない。また、コミュニケーション点の高いチームに与えられるベストコミュニケーション賞の判断も必要とされる。
そこで、試合要件を欠き不戦勝と不戦敗のチームが生じているときに、コミュニケーション点をどのように与えるべきかが問題となる。

試合の勝敗と異なり、コミュニケーション点についてはルール上の明文がない。よって、コミュニケーション点の性質を考慮して、処理方法を考える必要がある。
コミュニケーション点は、対戦相手やジャッジの基準に左右される側面があるとはいえ、基本的には当該チームのスピーチ態度や能力によって決まるものである。従って、成立しなかった試合のコミュニケーション点については、別の試合の得点によって推定することが可能である。
よって、リーグ戦においては、不戦勝のチームにはその試合を除いた他の試合で当該チームが得たコミュニケーション点の平均を与え、不戦敗(試合成立要件を欠く)のチームにはスピーチを行うことが物理的に不可能であったということから得点を与えない(最低のコミュニケーション点(全パート1点)を加えた上で試合に現れないことからマナー点の最大5点を除き0点にするという解釈もありうる)という処分が考えられる。
トーナメントにおいては、不戦勝のチームにはその試合までの全ての試合で得た得点の平均を与え、不戦敗のチームには上と同様の理由から得点を与えないことになる。
5月9日追記

本文の内容について以下のようなコメントがありましたので、筆者の返信も含めて追記しておきます。
(当人の意向によりついていた関連コメントの一切は消去しました。以下の文面も一部編集しています)


―――――――――――――――――
【2007/05/06 (日) 11:30:32 お見舞い客A(仮名)】
3人チームでの立論者の質疑兼任禁止についてですが、自分も以前そのことが気になってスタッフの方に理由を聞いたことがあります。
そのときの回答は、「立論者はコミュニケーション点が2回評価される。ここで質疑を兼任したら一人で他の担当者の3倍コミ点を獲得することができてしまい、不平等になる」というものでした。たしかに、これは不平等だと思います。これを聞いて自分はこの条項の存在にある程度納得しました。
もちろん、連続スピーチを防ぐという意図も多分にあるのだと思います。
また、これは自分が考えたのですが、立論者が質疑を担当するとスピーチ時間が長くなりすぎるという理由もあるのではないでしょうか。単純に考えれば、立論質疑兼任担当者のスピーチ時間は立論6分+応答3分×1/2+質疑3分×1/2で9分となります(もちろん実際にはこの通りになるわけではありません)。このとき第一反駁担当者と第二反駁担当者のスピーチ時間はともに4分であり、一人が他の2人の2.25倍の時間スピーチを行っているということになります。スピーチ時間は直接勝敗に関わるものではありません。しかし、これでは選手間の負担は不均等になってしまうのではないでしょうか。

コメントを長々と申し訳ありません。
「立論質疑兼任禁止」条項について自分は上記のように考えています。ただ、この条項について(愚留米さんと同様に、反駁に比べれば負担の軽い立論と質疑を兼任しても良いのではないか、という)多少の疑問を持っていることも事実です。

【2007/05/06 (日) 18:58:33 愚留米@管理人】
>Aさま

こんな怪しいところに書き込みどうもありがとうございます。

さて、立論者の質疑兼任禁止規定について紹介していただいた規定積極説の根拠についてですが、確かに説得的ではあります。この点を看過して漫然と記述してしまったことはよくなかったです。

ただ、僕としては、そのような根拠を前提としても、この規定の合理性には疑いが残るように思います。
コミュニケーション点を多く獲得できるという問題については確かに無視できませんが、細則A-5,6項は試合展開の有利不利を考慮したものであり、判定に直接関係しないコミュニケーション点についてまで配慮する必要は必ずしもないと考えられます。また、実質的に考えても、スピーチが上手な人間は反駁陣に配置することが多いでしょうから、あえてコミュニケーション点を多く稼ぐために立論&質疑にスピーチの上手な人間を置くということはあまり考えられないように思います。
スピーチ時間の長短という根拠も一つの理由にはなりそうですが、やはり問題とされるべきは単なる時間ではなく試合に占める重要性や求められるスキルの大きさであり、そう考えると、原稿によってあらかじめ準備できる範囲の多い立論より、相手の議論に対応する必要のある反駁の方が負担が大きく、そのような反駁と質疑の兼任を許す以上、立論と質疑の兼任を許してもよいのではないか…というように考えます。

もっとも、ルール上は立論と質疑の兼任は許されないことになっていて、その解釈を曲げることはできません。その意味で僕の見解はあくまで「疑問」にとどまるものであり、Aさんも同様のことだと思いますが、こういうどうでもよさそうなことを考えてみるというのも、トレーニングとして無意味とはいえないでしょう。

お忙しい中こんな長文を読んでいただいた上、貴重なご意見をいただき、どうもありがとうございました。独りよがりになりがちなこの手の文章を書く身としては、とても参考になります。
また懲りずにご意見をいただけると幸いです。
―――――――――――――――――

もとより閲覧者の存在を予定して書いた文章ではないのですが、このような長文を読んだ上で適切に内容の不備を指摘してくださる方がいたということは、孤独な入院患者として非常にありがたいことです。

本文の内容には他にも多々不備があると思いますが、お気づきの方はご意見を寄せていただけると幸いです。
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